ぼっちサーファーのブログ

一人海外サーフトリップの記録と雑記

2018年に野立て太陽光発電投資に新規参入したらどうなるか

2018/6/6〜25までバリ島一人サーフトリップの記録

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自分的には太陽光はとても良い投資だった。
なんならもうちょっと突っ込んでおけば良かったと思ってるぐらい。


でも今はもう「旬の過ぎた投資案件」だと思ってたんだけどね。
まだまだ行けるんだろうか?


自分がやり始めた2014年からどう変わったのか。
まだ儲けられるのか調査してみました。

【超ザックり解説】太陽光発電投資とは

・太陽光パネルで発電した電気を電力会社に買い取って貰う投資

・住宅用と産業用があるがここでは産業用一択
  理由は色々あるけど住宅用は産業用に比べ投資の規模が小さすぎる

・買取価格は18円+税
  買取価格は年々下がってる。2012年は40円+税だった。

・買取期間は20年


ちなみに「税」っていうのは消費税ね。
消費税が10%に上がると売上も上がる。

今後消費税が変更になる可能性があるからこんな表記になってる。

f:id:Apps:20171106180718j:plain


太陽光発電の総売上はほぼ想定できる

発電される電気の量は天候で誤差は出るけどほぼ予測出来る。
パネルの劣化も想定できる。

電気の買取価格は固定。
期間も固定なので20年間の総売上はそこそこ正確に予測できる

これが思ったより精度が高い。
今の所予測の110%ぐらいで推移中。



太陽光発電の利益とは

建設費、税金、修繕費、保険、現状回復費などが経費となる。
土地を借りたり買ったりするなら土地代も経費ね。
現状回復費は土地を更地にする経費。


太陽光発電の利益は20年間の総売上から全て経費を差し引いて残ったお金となる。



太陽光発電の具体例を見てみよう

自己所有している太陽光パネルは2014年だから32円+税が買取金額。
家の横の空き地に設置したので新規に土地代はかかっていない。


3年間の売上実績では100万円/年ぐらい(事前のシミュレーションより10%ぐらい多い)
設備費は630万円。

表面利回りは15.8%になる。
めちゃくちゃいいじゃんw



もう少し経費を見て実質利回りを見てみよう。
先日の発電漏れやトラブル、更地に戻すための撤去費用とかね。


総売上 2,000万円
設備費 630万円
修繕費 100万円
現状回復費 100万円
利益 1,170万円


これだと実質利回りは12%ぐらいになるね。

少々トラブって損することなんてまずないね。
保険も入ってるし。



まぁ土地代を0円として見てるからなんですけどねwww



太陽光投資の最重要ポイントは経費

太陽光発電は総売上は決まっているのだからどれだけ経費を下げられるか?というのが最重要ポイントだと思う。


ここを失敗しなければ儲かるし、初期投資が大きすぎると取り返しがつかない。



なお買取価格は2012年に40円だったが2017年は21円。2018年は18円になってる。


2012年に比べればほぼ半額である。
総売上も半分になるってことになるね。



2017年の買取価格だとどうだった?

ここで自己所有の設備が2017年度の買取価格だったとしたらどうなるか見てみよう。

32円+税→21円+税なので約35%減で考えよう。

総売上 1,300万円 ←35%減
設備費 630万円
修繕費 100万円
現状回復費 100万円
利益 470万円


表面利回り:15.8% → 10%
実質利回り:12% → 7.8%


おお〜。だいぶ下がったね。
630万円投資して20年間かけて470万円の利益か。

今は設備費が更に下がっているからもうちょっと利回りイイけどね。

まぁでも何もしなくても470万円が入ってくるならアリかな。
何もしないより全然マシ。

設備費は年々下がっているし見積りは無料なので問い合わせるといい。



余っている土地を太陽光発電で有効活用しませんか?



土地付き太陽光パネル

太陽光発電投資にもいろいろある。

1.持ってる土地に太陽光パネルを設置するパターン
2.土地を20年間借りて太陽光パネルを設置するパターン
3.土地を購入して太陽光パネルを設置するパターン


上が一番利回りよくて順に利回りはが悪くなる傾向がある。

それでも下記で検索すると「土地ごと買う3.」で表面利回りが12%を超える案件も結構あった。
《公式》タイナビ発電所はココ!土地付き太陽光発電の投資物件検索サイト

土地がめちゃくちゃ安いところに立ててるんだな。




太陽光投資のメリット

・ローリスク
決して利回りは良いわけではないと思うんだけどクソ土地で賃貸経営するよりはよっぽど良いかな。

・融資が受けられる
自己資金でやるというよりは融資を受けて行う投資だと思う。
いくら利回りが良くても株式投資に銀行はお金は貸してくれないからね。

他にも細かいことを言い出すと売上が1,000円以下なら消費税は全部ポケットに入れちゃってOKとか、青色申告すればほとんど税金かからないとか色々あるけどね。


借りたお金をローリスクで運用できる。
それが太陽光投資の一番いいところじゃないかな?



太陽光投資のリスク

インフレ

あまり語られてないのリスクはインフレじゃないかな?

上で書いたように太陽光の総売上はほぼ固定。
インフレしていけばその分価値は目減りするよね。

太陽光は株や外貨と違ってインフレ耐性は全くない

物価上昇2%が本当に達成されれば20年後には物価は1.5倍になる。
でも売上は固定のまま。

土地の出口戦略

20年経過後も電気は買い取ってくれるかもしれないんだけど単価は未定。
1円/Kwとかかもしれない。

土地を購入して太陽光パネルを設置した場合は広大な土地と産廃のようなパネルが手元に残る

土地には固定資産税は発生し続けるし売却等も難しくなっているかもね。
でも土地が売れれえばそのまま追加の利益になるんだけどね。


パネルや架台の撤去費用も経費に組み込んでシミュレーションしよう。
土地込みだといろいろ不確定要素が多くなっちゃうね。




太陽光投資は2018年でもオススメか?

土地付きはよく出口戦略を考えよう。
貸土地のほうが計算しやすいかもしれない。


すでに土地があるなら融資をうけてやる分にはイイんじゃないだろうか?
ほぼコケることないのでさほどリスクはないと思う。
一分のリスクも許容できないならしかないけどさw


自分はあまり考えず自己資金で建てちゃったけど融資を受ければよかったと思う。


現金は米国株にでも突っ込むんだった。

同額を実際に投資出来たかどうかは怪しいもんだけどね(;・∀・)
www.lonely-surfer.com






やらない理由は色々あるけど「株も投資信託もNISAもiDecoも何もやってない」って人はとりあえず何かやってみたほうがいいと思うよ。
何もやらないのもリスクだからね。
検討の価値はあると思うよ。



太陽光発電投資は賃貸不動産投資と非常によく似ている。
ただ空室がないから賃貸経営より圧倒的に楽でローリスクだよ。